インターネットでのビジネスにおいても、副業であれば年収20万、本業であれば年収38万円以上の売上が発生した場合は確定申告が必要になります。(それ以下だと申告しなくても良いだけで、申告することは可能です。)

ネットショップ開業のために業者申請(開業届けの提出)などをする必要はありませんが、上記の収入を得ている場合はちゃんとしておかないと後で痛い目を見るので、常々ショップ運営にかかった経費は領収書に残し、保管しておきましょう。

ネットショップを開業するに辺り用意した物(新しくパソコンを購入した、デジタルカメラ、プリンタなどを買った)があれば、それも申告することが可能です。

カラーミーショップでは領収書の発行はしてもらえませんので、運営費を入金する際に発行される専用ページはきちんとプリントアウトするなどして残しておきましょう。月額900円だからと言って馬鹿には出来ません。

ちなみに、プロバイダに払っているお金も領収書があれば経費として計上できますので、今までは捨てていたとしても、これからはきちんと残しておきましょう。領収書じゃなくても、支払いを証明するものであれば問題ありません。ただし、契約者=店長でなければなりません(例えば親名義で契約している場合は計上できません)

「利益が出てるかどうかなんてページを見ただけでは分からないでしょ?だから申告しない!」
と言う人もいますが、割とあっさりばれてしまうのでやめておきましょう。工夫して申告額を減らしている程度であればともかく、まったく申告しない人には思ってるより税務署は厳しいです(笑)

また、可能であれば白色申告よりも青色申告に出来るよう、開業届けを出しておく方が、後々有利なことは多いものです。

さらに、売り上げが好調であるなら、早い段階で税理士さんに依頼することをお勧めします。

なぜなら、毎月しっかりと帳簿管理をしており、すぐにそれを確定申告として反映できるのであれば問題ないかもしれませんが、非常に多くなってしまった伝票を全てかき集め、それをまとめあげ、申告のための体裁を整えるという作業だけでも膨大な時間がかかります。

また、手慣れているのならともかく、そうでないのであれば、提出した書類が完璧である場合はほとんどない上に、ともすればもっと対策できたはずのことが無知によって出来なかったと言う事にも繋がりかねません。

ショップ運営として、大切なのはショップの質を向上し、より売り上げを伸ばして行くことであって、申告のために頭を抱えることではありません。それならば、最初から専門の知識を持った人に依頼する方が断然良いでしょう。
悩んでいる時間とてコストであることをお忘れなく。

特に青色申告以降について、本腰をいれ、本格的に始めて行きたいと思うのであれば、早期の事業届出、書類関連の依頼はしておいた方がいいかもしれません。