ネットショップがオープンし、最初は宣伝の日々が続きます。
SEO対策に励んでみたり、色んなリンク集に登録したり、相互リンクを申し込んでみたり、PPC広告に出稿してみたり・・・。

案外見落としがちなのですが、何も宣伝はネット上でしなければならないものではありません。
実店舗をお持ちの場合は新聞折込チラシの中にさりげなくURLを入れて集客を狙うと言うことはよくあるのですが、実店舗を持たず、ネットショップのみで展開している方からすれば、さすがにそこまでは・・・と思う人も多いのではないでしょうか。

別に新聞折込チラシやフライヤーレベルの物でなくとも、知り合いのお店やベンチャー系の仕事を応援してくれるお店に自作の広告を置いてもらうことは可能で、特に露出を増やしたい場合はネットの世界だけに終始せず、実際に外に出て広告を置いてもらえる場所を探すのもひとつの方法です。

当管理人の話になりますが、当時、名刺サイズ(横9.1センチ、縦5.5センチ)のショップカードを作り、店を象徴するイラストと店名、ショップURL、QRコードを記載して友人のお店に置いてもらっていました。
余ったカードは購入してもらったお客さんに、商品、納品書と一緒にそのカードを入れ、「モバイルサイトもあるよ!」とアピール。

名刺サイズのショップカードのいいところは、制作費がとにかく安いと言うことです。
通常のフルカラー名刺の金額と同じなので、ちゃんとした印刷所を通しても1万円あれば100枚印刷してもお釣りが帰ってきます。安いところを探せば1万円で300枚程度作ってもらえるところもあるようです。
デザインは外注でも決して高くないので、非常に重宝していました。

A4サイズのチラシはさすがに印刷会社を通すとかなりの金額になってしまいますが、1000枚以上と大量に印刷したい場合は自宅のプリンタを使うより圧倒的にコストが下がります。品質も良いので、本気を出して宣伝するなら印刷会社を通すのもひとつの方法です。

自宅でプリントをする場合もコスト計算をしておきましょう。
ちなみに、家庭用のインクジェットプリンタの場合、1枚のプリントコストは大体30円前後です。
100枚プリントで紙とインク代とインク予備代で5000円以上になります。細かいところですが、こう言ったコストも無視しないことがこれからの運営にとって大事なことになっていきます。