カラーミーショップでは、ショップデザインの際に最初から数種類のデザインテンプレートが用意されています。

デザイン無視でとにかく商品を出品したい。出品できれば全てOKと言うのであればそのまま使ってもいいのですが、本格的に作っていこうとするとお世辞にも使いやすいデザインとは言えません。HTMLやスタイルシートも結構無茶な組み方がしてあって、SEO対策的にもそんなによろしくはありません。

また、インターフェース的にHTMLの入力画面が小さく、細かい作業をひたすら強いられることになり、多くの人がここで挫折しがちでもあります。ショップサイト製作における最大の難関とも言うべきでしょうか。
とにかくここから一気にハードルが跳ね上がります。無料期間がまだ残っているのであれば、テンプレート改造だけで残り期間全てを使うくらいの気持ちで臨んでいきましょう!

temple02.jpgなかなかに見づらいインターフェースです。

HTMLやスタイルシートに慣れている方であれば割とスムーズに、しかも月額900円とは思えないくらいに柔軟なデザインが出来る上、デザイン自体も5つまでストックが可能なので、あらかじめベースとなるHTMLをくみ上げ、後はスタイルシートや追加画像で見た目を変えると言う方法もアリです(と言うより、その方法をオススメします)

HTMLやスタイルシートが不慣れな方のためにカラーミーショップでは簡易エディタが用意されています。
これを使えば初心者でもこだわったデザインを作りこむことが可能ですので、まずはそこからスタートしましょう。

temple01.jpg初心者モードを使えば簡単な設定はすぐに出来ます(ただし、一部のテンプレートではこの機能が使えません。)

しかし、簡易エディタで作るとHTMLソースはかなりボロボロになりがちです。
最終的には自分でHTMLやスタイルシートの成り立ちを理解し、通常のエディタで作れるようにステップアップしていきましょう!
それが出来るようになれば、多くのWEBサービスを戸惑うことなく利用することが出来る上、インターネットの世界において結構有利に動けるようになります。

HTMLとスタイルシートが組みあがったら、何度もチェックしましょう。
出来ればインターネットエクスプローラー、Firefox、safari、Googlechromeなど、色んなブラウザで確認しておきましょう。特にインターネットエクスプローラーとその他ブラウザとではスタイルシートの解釈方法が若干違うので、インターネットエクスプローラーでは正常に表示されていても、Firefoxではレイアウトが崩れて見えることがよくあります。
参考:
Firefox
safari
GoogleChrome

画像作成はAdobe photoshopやAdobe illustratorなどで作れますが、物凄く高いです。そこまで用意できない!と言う場合はHPビルダーに付属されている「ウェブアートデザイナー」やスキャナを購入した際についてくることがある「フォトショップエレメンツ」などを使っても問題ありません。こちらは比較的安価で手に入ります。
無料にこだわるのであればGIMPと言う画像作成ソフトがあります。こちらはフリーソフトの割にかなりの高機能で、こちらをメインに使う人も多いようです。

GIMP参考サイト:
ホームページのネタ帳「今度こそフリーの画像編集ソフト『GIMP』をマスターしようという人の為のまとめ」

また、探せば外注で作ってもらうこともできますが、1画像5000円~程度はしますので、お財布と相談してみてください。

最後に、これは自分の経験談でもありますが、初めて見るとちょっと「え?」となるタグの違いについて。

多くのHTML解説サイトや書籍を見ると、大抵の場合は「改行」を意味するタグは「<br>」になるのですが、カラーミーショップの場合は厳密に言うとXHTMLとなるため、「<br />」が正しい改行タグになります。また、<img>タグの場合は例えば「<img src=”http://画像アドレス” width=”100″ height=”100″ alt=”画像” />」のように、末尾の「>」の前に半角スペース+スラッシュ( /)が入ります。

これは通常のタグの場合は<>で始まり</>で終了するのですが、<br>や<img>は終了を宣言するタグが無いためこのような形になっているのです。

最初はなんのこっちゃ?と言う話になるかと思いますが、要するに改行は<br>タグではなく、<br />にしましょうと言うことで。

ちなみに、カラーミーショップ!プロ用の無料テンプレートを探しておられる方も結構多いと思われますが、おそらくほとんど見つかることは無いと思います。
サイト構成自体が明確な「商用」となりますので、基本的には購入と言う形になります(「商用」となるものを無料で提供するサービスはほとんど存在していません。)
金額自体は決して高くないのでどうして自分で作れないというのであれば購入を視野に入れてもいいと思いますが、出来るだけ自分で作れるように勉強しておく方が後々の作業が一気に楽になります。

どうしても作るのは無理・・・と言う場合はテンプレートを購入することが出来ます。
1万円からで良質のテンプレートを手に入れることが出来るので、こちらを利用させてもらうのも手です。テンプレート販売金額としてはかなり安いので、利用者も数多くいます。