ひとえに「人気ショップ」と言っても捉え方は色々あります。

例えば、SEO対策の結果検索順位が上位でアクセス数を多く稼げるショップはひとつの「人気ショップ」だと言えるし、逆に検索順位は低くとも、多くの人がお勧めをしてくれたり、ブログやホームページで紹介してくれたりすることから十分な集客が出来ているところも「人気ショップ」と言えるでしょう。

SEO対策による順位上昇とは違い、口コミによる集客は「純粋にファンが紹介してくれている」と言う性質があるところから、ショップの信用度が高く、アクセスに対しての収益見込みが大きくなっており、声の大きな人(例えば書籍関係のメディア)が紹介すれば爆発的な人気を手に入れることも可能かもしれません。

とは言え、こればかりは運に左右される点もあり、紹介してくれる人がショップサイトにアクセスをして購入をするなどのアクションがなければ始まらず、最初はファンを作るだけでも難しいことでしょう。
まずは友人知人でブログを持っている人がいれば紹介をお願いするなどして広げていくことからスタートになってくると思います。

また、最近ではtwitterやFacebookを利用した販促方法も急増しています。

これらは総じてSNSマーケティング、インバウンドマーケティングとも言われており、コミュニティを利用して自社商品の宣伝などを行うことで、口コミ効果を期待することが出来るようになるというものです。

ただし、あまり強引な手法であったり、ごり押しを進めすぎると「ステルスマーケティング(通称:ステマ)」と思われたり「宣伝マン作りたいためだけに参加している」と思われ、相手にされなくなってしまうケースもあります。
あくまでコミュニケーションの場であるため、その点はしっかり考えておきたいものです。

しかし、ここ最近のSEO事情としては、口コミや人による生の評価というのは非常に大きな意味を持っています。

ショップの対応が良かった、商品説明が分かりやすく買いやすい、良い商品を取り扱っているなど、些細に見えることであってもユーザーの評価によってTwitterやFacebook、mixi、LINEなどのようなコミュニティで思わぬ口コミ評価となって最終的に検索エンジンにも評価されるというケースも多く見られるようになってきているのです。

逆に評判があまりに悪すぎると、それはネガティブな評価として拡散されてしまいますので、炎上マーケティング(悪評や人を挑発するような手法で集客を目論む方法)でもって商品を販売したいとでも思わない限りは、少しでもお客さんから良い評価を貰えるよう積み重ねて行くことが大切です。